坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。サブブログ「人の言うことを聞くべからず」+では古代史、神話中心にやってます。 NOTEでもブログやってます。「坂本晶の『後悔するべからず』 https://note.com/sakamotoakiraxyz他にyoutubeで「坂本晶のチャンネル」やってます。

弁護士が無能すぐるww①

水瓶座の女』を出版した太陽出版の編集プロダクションのザブックからは、2年間印税をもらっていない。

 『水瓶座の女』がいくら売れたのかもわからない。2014年の夏まではザブックの山下隆夫と話していたが、話が進展しないのと、私自身本が売れていなかったのがわかっていたので、それ以降約2年間連絡しなかった。山下からも連絡はなく、いくら売れているのかもわからなかった。


 今年の4月になって、ようやく山下に電話をした。 話は紛糾し、データを送ってもらうことになったが、そのデータには2014年10月までの販売記録しかなかった。当然売り上げは0。 

「現在までのデータを下さい」 とFAXを送ると、今度は2016年3月までのデータと手紙を送ってきた。 このデータも売り上げは0。

しかし手紙を見て見ると、手紙の内容がデータと照合しない。 よく見ると、日付が2014年3月になっている。 

「山下さんが送ったものかどうかはわからないが、2016年までのデータと、2014年4月の手紙が届いた。これは山下さんが送ったものか?」

 とFAXを送ると、返事が返ってこない。

そこで、 「4月に送られたデータを山下さんが送ったものと認めることはできません」 とFAXを送ってやった。

 もうこれは裁判が必要と考え、山形県の及川善大弁護士に相談した。及川氏は係争を受任した。

 「坂本さんは最低でもどのくらい売れていると思いますか?」 

及川氏が尋ねた。 

「最低でも20万くらいは売れていると思います」

 私はその理由を答えた。 「『坂本晶』で検索すると、7ページ以内にネット書店での『水瓶座の女』が15件前後検索に引っ掛かります。また相手方から届いた、2016年まで売り上げが0になっているデータで、2015年6月に、在庫が全部消えております。これは私がこの時に

私の擬装請負体験① - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

(全22回)で、『水瓶座の女』のPRをして売れたからです」 

(ああ、言っちゃった)

 と私が思ったのは、『私の擬装請負体験』は評判が悪く、記事更新の間にPVが3/4になったものだからである。 

(悪い影響が出なきゃいいけど。まいっか、別に俺が悪いわけじゃないし) 

私はこの時、違和感を感じていた。しかし弁護士に受任してもらった安心感から、その違和感が何かを深くは考えなかった。

 しばらくして及川氏に電話すると、 「私が代理人になったのは通知しましたので、相手方がやっぱり売り上げ0だよと言ってくるか…」 

「山下は電話でも売り上げ0だと言ったんですね?」 

「あ、いや」 と話がそれて色々話した挙げ句、 

「こりゃどうにもならんもんか、いっぺん検討させて下さい」 と言う始末。 

(手付金払わせといて何を言うとるんじゃコラ)

 私はこの時点で、及川氏に見切りをつけた。 

(予感的中。でもまあいいや。へぼでも何か引っ張り出してくれるかもしれないし、最悪へましなければ)

 次に及川氏に電話すると、 

「2015年の6月に何で在庫が消えたのか聞いてみようと思うんですよ」 と及川氏。

 私は及川氏の判断に任せることにした。 その後、山下から文書が届いた。もちろん代理人の及川氏の方にである。

 「内容については、坂本様が受けたのと同様の内容です」 とのことで、 「なら相手方に印税がないとは言ってないのですね?」 と言うと、 

「私の説明に誤解があったとしたら大変申し訳ございません。 現段階での相手方の主張は,これまで下垣様に行ってきたものと同じ内容です。 ですので,「これ以上の印税の支払義務はない」ということになります」 と及川氏。 

(何言うとるんじゃ)

 実際文書を見て見ると、印税0と書いてある。 

さらに及川氏は、受任契約を解約したいと言ってきた。

 私は慰留した。弁護士任せが気楽だったからだ。

 「月曜に話し合いましょう」 と言って、その後考え直して解約を受けようと思って月曜に待っていると、月曜に電話がこない。

 「坂本晶」で検索して、何件『水瓶座の女』があるかを見てもらおうと思ってメールをしても返事が返ってこない。

 金曜にやっと及川氏が捕まり、解約が決まった。 「報酬は結構なんで」 と及川氏。

 (ラッキー!!そうだ、相手方の書類の原本をもらわないと) と思ってメールを送った。

 それからしばらくして、 (あ、及川さんへましやがった) と気づいた。

 つまり、私は2016年3月まで売り上げ0になっているデータを無効にしているのである。 しかし及川氏はその無効にしたデータについて相手方に質問したことで、無効にしたデータが有効になってしまった。


 この失敗を、及川氏一人の責任とはいわない。私も気づいていなかったのだから。

 しかし代理人は 頭脳であり、やはり責任は及川氏の方が大きい。自分がなぜ受任したかがわかっていればしない失敗を及川氏はしてしまった。

 それから解約手続きの書類が送られてきたが、 

「回答書に返金先の口座を記載して送って下さい。着手金の返金手続が終了次第、相手方からの書類の原本を送付します」 と書類にある。 

(きな臭えなあ、まいっか)

 回答書に書いて返信用の封筒に入れ、郵便局に向かう。 

(なんとかなるだろ)


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