坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。新ブログ「人の言うことを聞くべからず」+を開設しました。古代史、神話中心のブログです。

日本の右翼を牛耳る外国人勢

最近のツイッターのハイライトでしばしば人気ツイートになるのが石平、いやツイッター名義の石平太郎氏、ケント・ギルバート氏などの外国人勢である。

 内容は多くが韓国、中国批判、沖縄米軍基地移転批判、共謀罪法案賛成、など、右翼そのものの言動である。

 ところが、実は最近の右翼は上に述べたようなことを言っていない

。 少なくとも、Googleで検索できるところでは、右翼は上に述べたような言動をしない。

 今や、日本の右翼のリーダーは外国人勢である。

 もっとも最近は北朝鮮のミサイル、核実験問題などで日本の右翼が注目を集めることもあるが、あれだけ毎日のようにバカスカミサイルを打っていれば私だって問題視するのであって、北朝鮮くらいの問題がなければ、日本の右翼は注目を集めることができない。


 いや失礼。石平太郎氏が日本国籍を取得したという意味で、立派な日本人であるのは承知している。

 でも俺達って、外国人に対して心の狭い日本人じゃなかったっけ? 

外国人に不寛容なのは日本人だけではない。寛容、不寛容はその民族の特性にすぎない。

特性を失っているのは寛容になったからではない。 それに、石平氏がいくら日本の風景を愛でようが、私には石平氏の精神が日本人のものに見えない。


 保守派の中に、アメリカが衰退した結果として、日本を守らなくなる可能性について、警鐘を鳴らす者がいた。 

また、保守派の中に、日本の赤字を減らすのに減税する必要はなく、マネーサプライを増やして赤字を減らせばいいと主張する者もいた。

 この二つの意見は、それぞれは正しい。

しかし二つの主張を合わせて考えると、おかしなことになる。

 中国が南沙、西沙諸島を押さえ、日本のシーレーンが脅かされた時に、インフレ前提のケインズ政策を行えば、スダグフレーションになる可能性さえある。

少し前まで、保守派(保守派と右翼は、だいたい同じ人だと思っていると了解されたい)はこんなことを平然と言っていた。

 トランプによって、アメリカが日本を守らない可能性があることが示唆されてから、右翼の韓国批判は弱くなった。

それは韓国を敵に回したくないということである。

結局右翼も、国のことを考えているように見せかけて、目先のことさえ見えていなかったのである。

 現状、トランプが日本を切るとは考えにくいが、右翼は相変わらず元気がない。 

元気がないのは、負け癖がついているからである。後先考えずに発言するとこうなる。 

そして外国人勢の右翼には、この「後先考えない」ところがないのである。それが私が、石平氏の精神が日本のものとは思えない理由である。


 右翼が韓国批判を抑えているのは正しい。ただそれまで口を揃えて韓国批判をしてきただけに、それ以上のことができなくなっているが。

 ならば今でも平然と韓国批判をする石平氏はどうか? 

平氏は、本音は日本のことはどうでもいいのだと、私は思っている。彼ら外国人勢は、弱気になった日本人相手に金を稼げればそれでいい。

 そしてそれが、今の日本の右翼のリーダーである。


 しかし外国人勢は論戦に強い。 5月25日の石平氏のツイート。

共謀罪」法案に「懸念」の書簡を送った国連関係者をツイッタで批判すると、左翼らしい人は「石平、国連関係者を差別主義者と呼ばわり、誰か国連にチクって」と呟く。私の言論を批判するならともかく、「国連に口告げせよ」との発想は実に卑しい。日本の濡れ衣の多くは、こういう告げ口から発祥する。

 

国連にチクって」という人がどれだけいるかという点はほとんどわからない。

 外国人勢は、しばしばこのような弱い意見を選択して取り上げて、反対勢力の全体の意見のように語っている。

 このようなやり方を常に放置しておくべきではなく、細野豪志氏や長島昭久氏のような発信力のある人物が、時には「それは全体の意見ではない」と釘を指していくべきである。

 時には自分に同意する者の反感を買ってもそうしないと、外国人勢に足下を掬われることになるだろう。


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