坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。サブブログ「人の言うことを聞くべからず」+では古代史、神話中心にやってます。 NOTEでもブログやってます。「坂本晶の『後悔するべからず』 https://note.com/sakamotoakiraxyz他にyoutubeで「坂本晶のチャンネル」やってます。

韓国はなぜ反日なのか?

韓国と日本の関係は改善しそうにない。 

かつては日本の謝罪が足りないように思われていたが、アジアの他の国々は「謝罪はもう充分」と言い、謝罪の不充分さが原因でないことははっきりした。 

韓国のおかしさは、その論理的飛躍にある。 

かつて「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法」なるものが、韓国で制定されたが、この法律は植民地時代に日本に協力した者の子孫の財産を没収するもので、遡及立法禁止の原則に反している。 

法をねじ曲げても反日でなければならないのが韓国の狂気で、日韓合意の後でも慰安婦問題を蒸し返してくるところにも表れている。

韓国は反日のためならどんな理屈も踏みにじり、反日を繰り返すのである。 


韓国の反日は、もはや韓国のアイデンティティと言っていい。 

逆に言えば、反日でない韓国は韓国でないとさえ言える。 

なぜ韓国はそれほどに反日なのか? 

私は韓国について詳しいとは言えないが、できるだけこのことを考えてみよう。 

韓国はよく、「この発明は韓国が起源」などと言っているという。 

ネットを見ると信憑性のあるものは少ないが、韓国が自国を誉めちぎっているのは事実らしい。 

本当にそうか?分断国家なのに!? 

韓国は、今や地球上ただひとつの分断国家である。

 ドイツとオーストリアのように、同一の民族で国が違う例はあるが、それは互いに別の国としての歴史を歩んできて、互いの国に対し敬意を持っている。だから統一を求めなくても民族のアイデンティティに支障はない。 

台湾はその根底に中国とは別の国だという意識を持っている。だからアイデンティティの形成に問題がない。

 韓国だけは不本意に国が分断され、しかも統一できないでいる。 いや統一できないのではなく、統一したくないのである。

 北朝鮮とひとつの国になれば、それがどれだけの経済的負担になるかわかっているから、若い世代になるほど南北統一に否定的になっている。

 かつて太陽政策として、韓国は北朝鮮に多額の経済援助を行ったが、結果は北朝鮮を核保有国にして終わった。

 戦争で南北統一はもうできない。南北統一するには北朝鮮の自壊を待つしかない。 

北朝鮮の自壊にどれだけ時間がかかり、統一後にどれだけ経済負担がかかろうと、北朝鮮を統一の対象と見なし、韓国人が必ず南北を統一する決意をもたない限り、韓国人は国民国家としてのアイデンティティを持てない。

そして韓国はアイデンティティを確立しない代償として、日本をスケープゴートにし続ける。


 以上のことを韓国に向けて言うのは政治干渉で、好ましいことではない。 

だから韓国の反日行動のカウンターとしてのみ、以上のことを韓国人に対して言える。 以上は推測だが、この推測が間違っていると証明されない限り、推測で言ってかまわない。


 と盛り上げたところで、話は尻すぼみになるwww。 

それはもちろん北朝鮮がアメリカと朝鮮半島の非核化の交渉を始めたからで、この交渉を韓国が仲介したのは、トランプ大統領が韓国から発表させたのをみても明らかである。

 朝鮮半島の非核化は魅力的だし、この時期に韓国ともめて非核化交渉を頓挫させるのは得策ではない。

 ましてやトランプ大統領を敵に回すようなことは避けねばならない。

 オバマ元大統領にすら、歴史解釈としてはやや乱暴な日韓合意を飲まされたのに、この見解を「何の根拠もない過った言説」などと言わせることになってもつまらない。 

諸君、しばし自重しよう。 


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