2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧
『古事記』『日本書紀』に狭穂姫、狭穂彦の物語がある。 狭穂姫は垂任天皇の皇后で狭穂彦はその兄である。しかし狭穂彦が天皇を殺すことを企む。 狭穂彦は狭穂姫に、「私と夫のどちらが愛おしいか」と尋ね、狭穂姫は「兄の方が愛おしい」と答える。すると狭…
最初に読んだ時は、涙が止まらなかった。 しかし、その後に沸き上がる違和感。涙など流す必要はない。涙を流す作品でなくとも、私は真実を見たいのだ。 最初の数ページと、ラストの数ページを読めばわかる。この小説は構成が破綻している。最初の数ページで…
7年前、擬装請負に巻き込まれた。 巻き込まれたというのは、会社が擬装請負をしているのを知ってしまい、しかもそのことを会社側に知られてしまったということである。 会社側に警戒されていることに気付いた私は、立場を守るために画策した。いざくびになっ…