日本型ファンタジーの誕生（35）『進撃』：８自己犠牲、そして「宿命」の否定

マンガファンタジー

かつて、自己犠牲の物語は日本にたくさんあったと思う。「思う」というのは、『ドラゴンボール』のピッコロが俉飯を庇う場面の他一作品でしか、自己犠牲の話を思い出せないからである。自己犠牲の話は大抵感動の物語として語られるが、私は長い間、自己犠牲…

「合法的な請負」のほとんどは労働者供給事業

偽装請負は日本型経営を殺戮装置に変えた - 坂本晶の｢人の言うことを聞くべからず｣で、私はウィキペディアでさえ「偽装請負では労働基準法が適用されない」と嘘が書かれているのを指摘した。それから二年後の現在、この嘘をつく姿勢は全く変わっていない。…

歴史

ユーラシア大陸の中央アジアより西の地域では、多神教→二元論→一神教という流れで推移している。多神教の目的は人間を不条理に従わせることにある。不条理に従わせるのが目的だから、道徳は原則説かれない。世の中は道徳で動いているのではない。不条理に…