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坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。新ブログ「人の言うことを聞くべからず」+を開設しました。古代史、神話中心のブログです。

読者の皆様へ、衆議院議員選挙についてのお願い

最初に御詫び。

安倍政権を揺るがす「シェール革命」』で、私は今回の選挙で、自民は議席を減らし、安定多数を割るかもしれないと述べましたが、少々読みを外しておりました。

安倍首相の狙いは議席数よりも時間だと、『安倍政権を揺るがすシェール革命』で述べましたが、もう1つ、「投票率」がありました。
http://sakamotoakirax.hatenablog.com/entry/2014/11/22/003816
投票率を上げようというのではありません。
浮動票が動けば自民が負け、浮動票が動かなければ野党が負けるという構図が、この二十年ほどずっと続いております。
今回の選挙は理由が不明瞭で、浮動票が興味を持ちにくい選挙です。しかし野党には、自民に政権を取って替わるほどの力を持っていません。また自民に対しても、政権から引きずり降ろそうと思うほどの不満を、国民は持っておりません。
「支持率が4割あれば政策を実現できる」という言葉がありますが、現在支持率4割を保っている安倍政権は、浮動票が選挙に来ない選挙を実現できれば、自民は大勝します。従って今回の選挙は、自民は議席を伸ばしませんが、大きく議席を減らすこともありません。安定多数もおそらく維持します。
今後、投票率の低下と自民党一強の時代が、数年、あるいは十数年続くと思います。その時代に確実に行われることが、原発の再稼働であることは間違いありません。

安倍首相は憲法九条の改正を唱え、結局は解釈改憲集団的自衛権の行使容認でその場しのぎの対応をしました。
憲法九条は、戦後日本が七十年近く国是としてきたものです。この国是を改変するためには、政権を潰す覚悟が必要でした。一人の人間として、安倍首相が政権と九条を相討ちにすることはできないと考えたのは、期待を裏切られた思いを捨てられないながらも、やはり仕方のないことだと思います。

しかし、護憲派はもはやかつてのように、「九条のおかげで平和は守られた」と声高に主張するほどの力を持ちません。そのような主張は既に説得力を失っているからです。
戦後から今まで、政界の構図は自民が隠れた改憲派で、左派が護憲派という構図でした。
しかし護憲派の主張が説得力を失い、そして安倍首相が改憲改憲をしたことで、一番の護憲派は自民になったのです。そして安倍首相が「積極的平和主義」を唱えたことで、国民は平和主義を主張する必要がなくなりました。もはや国民は平和主義を唱えながら密かに自民に票を入れるのではなく、ほとんどの国民が護憲改憲を語らずに自民に票を入れ、あるいは選挙離れをしていくのです。

安倍首相が政権と憲法を引き換えにできないと考えたのは、仕方のないことです。
許されないのは、政権と憲法を引き換えにできなかった安倍首相が、隠れた護憲派となって政権維持に奔走することです。この政界の構図を打ち破るためには、野党が改憲派となって、隠れた護憲派である自民に対抗することです。今回の選挙でそれがほとんどできなくとも、長い時間をかけて、国民が改憲派の野党を育てない限り、自民に対抗する勢力はできません。

そこで皆様に、今回の選挙で護憲を唱える候補者には投票せず、改憲を唱える候補者には積極的に投票するようにお願いします。もちろん今回の選挙で、護憲改憲かは争点となっておりませんので、護憲改憲を主張する候補者は少ないと思います。ですので過去に護憲改憲を唱えたかをもって、投票の判断材料にしてください。
そしてできる限り、この記事の拡散をお願いします。泡沫ブロガーとして、微力ながら安倍政権のやり方に対抗していくつもりでおります。
よろしくお願いいたします。