坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。サブブログ「人の言うことを聞くべからず」+では古代史、神話中心にやってます。 NOTEでもブログやってます。「坂本晶の『後悔するべからず』 https://note.com/sakamotoakiraxyz他にyoutubeで「坂本晶のチャンネル」やってます。

山口真帆を救えない奴ら

またも山口真帆への攻撃。

bunshun.jp

山口事件の犯人は元々山口と繋がってたというのである。
暴行を受けた後、山口と犯人のやり取りは録音されていた。その内容を記事にしたのは文春である。それなのにその記事には一言も触れていない。今はその記事は削除されている。文春はその後総選挙を自粛したAKBに代わって総選挙企画などの記事を出していたので、そうやって秋元に丸め込まれたのだろう(現在その記事も削除)。

NGTは犯人相手に裁判を起こし
、「山口が証言するか?」などとやっていたが、はっきり言って馬鹿馬鹿しかった。訴訟内容は山口の名誉を晴らすものではないし、山口が犯人と示談しているなら、山口が証言するはずがないのである。よってこの裁判で山口に有利になるものはひとつも出てこない。
8月27日に山口は卒業後初めてメディアに出演したが、出入りはマスコミが全く接触できないという厳戒態勢。

www.sanspo.com

この厳戒態勢は、山口にしゃべらせないためのものだろう。研音の「配慮」である。山口をトレードしたことで「侠気」を見せた研音も、秋元と喧嘩する気は全くないらしい。

sakamotoakirax.hatenablog.com

で述べたように、山口は犯人との示談を破棄して主張できるのだが、最近もうひとつ、山口に有利な法的根拠が出てきた。

president.jp

弁護士の世界で結ばれる和解契約にも、必ず最後に、「今後一切の債権債務関係は存在しない」という文言が入り、これを「清算条項」というが、これは道徳的なものであって法的な意味はないというのが、法律家の当然の認識である。端的に言えば、あってもなくても、あまり意味のない文言なのである。

 

内容が日韓請求権協定についてのことでも、もちろん契約全般に通用することである。山口と犯人の間に示談があって「今後一切争ってはならない」などの文言が和解契約にあったとしても、NGTが「山口と犯人が関係があった」と主張した以上、山口がそれを否定するのは簡単なのである。
以上、山口が今の状況をひっくり返すために主張するのは、法的には簡単である。
研音に顧問弁護士がいないということはないだろう。それで山口が今回の件で何も主張しないのは、顧問弁護士が山口にまともな法的見解を伝えていないからだろう。

そうこうしているうちに、山口の味方だったはずの村雲楓香による「メンバーシロ認定記事」。

headlines.yahoo.co.jp

でもよく見ると、村雲がメンバーをシロだと明言した言葉はひとつも書いていないwww。太野彩香へのメールについても、「今までつらい想いをさせてごめんね」というビミョーな内容で、つーかこれがこの記事の唯一の根拠www。
この後話は変わって、

news.livedoor.com

と「シロ認定」が完全に抜けた記事が出てくる。さすがにやり過ぎの感があったのだろう。
しかし波状攻撃は続く。

news.nifty.com

文春砲を「僕が聞いていた話に近い」とする煽りタイトルだが、内容は両論併記的な中立な記事で、その実問題を蒸し返すのが本当の狙い。

taishu.jp

犯人が山口に服を買ってあげて、山口が高価な帽子を被っているのを見て「羽振りがいいな」と思ったと言っているが、「羽振りがいい」証拠は帽子ひとつである。ひとりのアイドルがどのくらいお金をもらっているのかを私は知らないが、高い帽子でもひとつくらいなら買えるだろう。
では仮に、山口と犯人が繋がっていたとしよう。問題が二つある。なぜNGTは早期にその事実を公表せずに今になったのか、そしてなぜ今山口が何も語らないかである。
3月に第三者委員会が調査結果を公表した時にその事実を発表すれば良かったのである。NGTの吉成社長は「山口の卒業が遅れる」のをその時に公表しなかった理由にしているが、山口の卒業時期はどうでもいいだろう。
山口が語らないのは、やはり示談があるからと見ていい。それさえ山口が言えないのはおかしい。「示談があるから」の一言くらい回りが言わせるのが最低限の良識である。山口の立場は研音が代弁すべきで、それをしていないのは、研音が実は既に山口を見捨てているからだろう。

こうして見ると、芸能界とマスコミ、弁護士のトライアングルが出来ているのが良くわかる。あの役立たずの第三者委員会でも、山口が犯人と無関係なことは立証しているのに。先の記事でも「司法関係者」なる者が何やらぶつぶつ言ってるが、第三者委員会の内容を根拠にしていないことを考えると、完全な嘘と見るべきだろう。

かつて小林よしのり氏は山口事件に関連して「アイドル業界は潰すべきだ」という趣旨の主張をしていた。今はその記事は見えなくなっているが、私も同意見である。
AKBのようなグループのアイドルは、どんなにボイトレをしてダンスを練習しても、所詮は「ピンで立てない」者達である。その者達を集団の華やかさと「ピンで立てない」者達を自信を失った男達に沿わせることで成立している。こんな形でアイドルが存続しても何の意味もない。

研音が山口を見捨てる気でいる以上、山口は自分でなんとかしなければならない。示談は反故にしていいが、NGTが山口を訴えたら、山口は自分で弁護士を探すか、弁護士なしで裁判に応じなければならない。
そして山口の依頼を受任する弁護士はいない。なぜなら弁護士はみんなぐるだから。ぐるでない弁護士などいないから。弁護士というのはDNAレベルでみんなおんなじなんじゃないかというくらい個性のない連中なのである。山口はひとりで裁判しなければならないが、対応できないだろう。
それにしても、これだけ騒ぎになっているのに山口事件の記事が一件も上がってこないはてなは異常である。はてな民がことごとく山口の破滅を望んでいると見るしかない。

山口を応援する者は一定数存在する。その者達が食いつくので、NGT秋元側は波状攻撃をせざるを得なくなっている。
しかしその者達も、山口を救えないだろう。
弁護士を絶対に批判しないで山口を救う?これでもやっぱりアイドルは必要?お前ら『天気の子』から何を学んだんだ!
「山口を助けたふり」をしたい奴は余計なことを止めてマスかいて寝てろ!!

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