坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。サブブログ「人の言うことを聞くべからず」+では古代史、神話中心にやってます。 NOTEでもブログやってます。「坂本晶の『後悔するべからず』 https://note.com/sakamotoakiraxyz他にyoutubeで「坂本晶のチャンネル」やってます。

「仕事は気分でやるもんだ」

朝会社に行くと、「朝一番に気合いを入れろ」と言われる生活を、若い頃は続けてきた。
営業の仕事で、言われた通りに「朝一番に気合いを入れ」続けてきたが、それ自体は非常に辛かったし、気合いを入れようとしても気合いが入らない日もあった。
あくびをすれば注意され、顔を見ては「眠そうにするな」と言われる。「仕事にメリハリをつけろ」と言われるが、メリなど全然ない。
今は違う。眠そうな顔で会社に行き、朝礼中にあくびをしようが全然気にしないwww。朝一番から完全リラックス状態で、作業が遅れそうになって「もっとスピード上げなきゃな」と思ってスピードアップして対処。それで大抵問題はない。
そう思うようになったのは、

自己肯定感がない人間は効率的な仕事ができない。 - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

で述べたように、大抵の人が「最適解」を持っていないと気付いてからである。一緒に働いている人が無理な指導や段取りをする。機械が止まらない連続稼働なので、限られた時間で高い集中力とスピードで作業をしなければならない。
そういう時にはやる気を無くすwww。
やる気を出して「これが出来ないのは自分の能力が足りていないからだ」などと思うと無理をしようとして失敗する。
ある程度作業に熟練していれば、「こんなのできる訳ねえ!」と思いながら仕事をすると、案外うまく出来てしまう。
「それでもさらに無理をさせてくれば?」と聞かれたら、「失敗する」と答える。それでいい。「どんなやり方をされても失敗してはいけない」責任なんて誰も負っていない。

好きじゃないものを強要されると、人はそれを努力と感じてしまう。たとえば、会社組織で、社員が努力しないと回らない会社と、ダラダラやっても回る会社があったとしたら、きっとダラダラやって回る会社のほうが安定する。徹夜してどうにかクリアしたとしても、それを毎週やってくれと言われたら、いつか倒れてしまう。

 

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ひろゆき氏は言う。ホリエモンは「楽しいことだけをしろ」と言う。
昔はそんなことを言われても、「そんな楽しいことだけやるなんて無理だろ」と思っていたが、今は完全に納得できる。
2、3年前までは、ホリエモンをゴリゴリに冷酷な合理主義者だと思っていたが、今は違う。非常にヒューマンな合理主義者だと思う。ホリエモンのように徹底して言い切る者は、はてなにはいない。ベーシックインカムの導入まで議論され、人間が働かなくていい時代がくると言われているのに、仕事を辛いものだと思うなんて前近代的過ぎる。
まだ「楽しいことだけ」やって生きることは出来ていない。だからこそ言う。「仕事は気分でやるもんだ」

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