坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。サブブログ「人の言うことを聞くべからず」+では古代史、神話中心にやってます。 NOTEでもブログやってます。「坂本晶の『後悔するべからず』 https://note.com/sakamotoakiraxyz他にyoutubeで「坂本晶のチャンネル」やってます。

「敵の敵は味方」「昨日の敵は今日の友」

NGT48が活動を再開した。
NGTの活動再開自体が山口真帆潰しの始まりと私は見ているが、今回は研音について。
ファンは研音が山口を潰そうとしていることを意識しないとファンをやる意味がない。



 

菅原りこや長谷川玲奈のフォローも外させ、未だに研音だけしか山口にフォローさせない研音が山口の味方だと思っている者はひとりもいないだろう。そんな研音が今後どれだけ山口を芸能人として使うつもりがあるというのか?
研音が山口に反論させないので、山口のフォロワーがどんどん減っている。

entamega.com

山口ファンに山口のフォロワーが減るのを止める力はないが、ファンは研音が山口に仕事を持ってこないのを許さず、山口を女優にしないのを許さず、NGTへの山口の反論を妨害するのを許さず、山口が研音しかフォローできないのを許してはならない。
ただしあくまで私見として受け取って欲しいが、ドラマのレギュラーは駄目。
既に山口と研音の信頼関係は壊れていて、演技指導が十分に行える環境にないと私は見ており、レギュラーとして登用するのは山口を潰すためだと見るべきである。2、3年はレギュラーでない仕事を持ってこさせるべき。山口が「嫌だ」と言わない限り。

私が批判した人をフォローするという状況が相変わらず続いている。
よくも飽きずにやるものだと思う。
しかしこれもひとつの現象として冷ややかに見ている。

安倍政権は低所得者層の「復讐の代行者」 - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

で一、二年で日本の権威が崩壊すると述べてから今年で2年目である。今その権威の崩壊をひしひしと感じている。
しかしこの権威の崩壊に対する人々の行動が良くない。
権威の元となる同調圧力が弱まると、人々はさらに同調できる何かを求める。
本当に行くべき道は逆である。同調に逆らった先に本当の答えがある。
コロナ禍での自粛要請でも、補償がでないのなら仕事をすればいいのである。自粛警察が問題となったが、みんなが補償がなければ普通に働き始めれば、自粛警察などあんなに幅をきかせたりしなかったはずである。自粛警察も補償のない要請に応じるのも、根っこは同じである。要請に効果が無ければ、国だって補償を出したかもしれない。
要は自分の評価と救済は自分でしろということである。まずはそのようにすべきで、逆に言えば自分で自分の評価と救済をするためなら何をしてもいいということである。
だから「敵の敵は味方」で動いていいし、「昨日の敵は今日の友」で動いていい。「酔えば勤王、醒めれば佐幕」、「朝令暮改」何でもござれ。実際よく見ればわかると思うが、このブログも結構朝令暮改であるwww。
「人間は首尾一貫しなければ」なんてきれいごとは結構。首尾一貫した奴などほとんどろくでなしである。もっと正確に言えば、首尾一貫してるように見える者は広い意味で首尾一貫していないのである。「法の下の平等」を唱える者が全ての問題で「法の下の平等」を求めているか?どうせみんな首尾一貫していないのだから首尾一貫する必要などない。
日本人はとにかく「敵の敵は味方」で動けない。「利害は一致しているはずだ」と思って今までに何度話を持ちかけても応じない。そういう時は大抵ヒエラルキー感覚で人は動いているのである。
今話題にならないのがLGBT発達障害で、その理由は彼らを引き立ててきたフェミニズムの影響力が弱まったからである。
少なくともフェミニズム護憲派の専売特許ではなくなるし、元の力を取り戻すには相当時間がかかる。
ならばLGBT発達障害はなんでもいいからマイノリティを引っ掻き集めて復権を目指せばいいのだが、それができない。過去のヒエラルキー意識に囚われているのである。既に破滅思考である。特に派遣の問題は全く取り上げることができない。大体ヒエラルキーは罪の意識の裏返しで、派遣の問題は罪の意識が深すぎて差別にさえならない。
沖縄もそうで、最近はコロナの問題で多少は話題になることもあったが、本土の人間は沖縄基地問題を忘れる方に向かっている。
だから沖縄基地問題が再び取り上げられるには、本土のマイノリティとの協力関係の構築が必要なのだが、護憲との関係でそれができない。
そう、護憲との関係でできないのである。護憲派の差別への取り組みはヒエラルキー固定のためのごまかしだから。
そもそも沖縄基地問題は単独で成立する問題ではない。本土のマイノリティと協力関係を結ぶなら、離島問題も含めてあらゆる差別問題に取り組んでいかなければならないのだが、離島問題は自民に逆手に取られて基地問題の障害となる始末である。
護憲と組んでも「辺野古移転反対」までで、いつまで経っても県外移転の話にはならないのだが、護憲離れのタイミングが掴めないのか、もっと根本的な問題があるのか、情報不足でなんとも言えないがとにかく時間のかかることなのだろう。

敵の敵は味方」、「昨日の敵は今日の友」が、根本は脱ヒエラルキーに繋がるものである。
しかし理念から入る必要はない。自分の利害から行動していけばいい。ただ破滅思考からは卒業する必要がある。

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