坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。サブブログ「人の言うことを聞くべからず」+では古代史、神話中心にやってます。 NOTEでもブログやってます。「坂本晶の『後悔するべからず』 https://note.com/sakamotoakiraxyz他にyoutubeで「坂本晶のチャンネル」やってます。

バンカラというあり方

口になんかの草を咥え、つばの割れた学帽を被り、学ランの前ボタンを開けて草むらに寝っ転がっている。私が子供の頃の不良にはそんなイメージがありましたね。『ドカベン』の岩鬼正美のイメージでしょうか。リーゼントが流行るよりも前のイメージだと思います。いわゆるバンカラと言われるやつですね。
ドカベン』は基本ほとんど観てないんですが、本宮ひろ志のマンガの古いのにはそういうのがいっぱいあって、それでイメージが出来上がったと思います。
こういうバンカラには、不思議と女性は絡みません。女性抜きで、男の世界を作ってる観があります。そう、
「男には~自分の~世界が~ある例えるなら~空を駆ける~ひとすじ~の流れ星~」
みたいな感じですねwww。『ルパン三世』には女性が絡みますけど。
水滸伝』なんかもそうですけど、男の世界を突き詰めると女性は絡まないなったりするんですよ。ただ『水滸伝』の良くないところは、男の世界が高じて女性蔑視、というか女性はみんな悪人になってしまいます。『水滸伝』に登場する善人の女性なんて梁山泊にいる女性だけ。何でも善と悪に分けてしまうとそういう風になってしまうんですね。
日本のバンカラはそんなのではなく、女性を危ない世界の外に置いておくんです。そして自分はケンカとか、そういう危険のある場所に行く。
そういう世界もあるよって