坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。サブブログ「人の言うことを聞くべからず」+では古代史、神話中心にやってます。 NOTEでもブログやってます。「坂本晶の『後悔するべからず』 https://note.com/sakamotoakiraxyz他にyoutubeで「坂本晶のチャンネル」やってます。

ドラゴンボールを考える⑪~美少女戦士、魔女っ子にはまってる奴はクールに倒せ!!

前回のに「フリーザが『口が臭いって言われて殺された奴がいる』じゃなくて『口が臭い部下が殺された』だ」ってコメントがあって、も一回映画観てきたらその通りだった。「口が臭いって殺された奴がいる」だったから、話の分脈から誤解が生じても不思議じゃないし、なぜそうなってるかはわからないけど。
ただもう一回観て、それなりに得るものはあった。悟空とブロリーの戦いで、悟空が触れてもいないのにブロリーの動きを止めている場面があって、その時は赤ゴッドの気がブロリーを包んでいた。
「おめえは悪い奴じゃねえ、オラにはわかる」と悟空は言うが、ブロリーが暴走すると、今度はブロリーの気が悟空を包んで悟空がびったんびったんにされる。
そしてレモが「ありゃどう見てもまともじゃねえ」と言い、チライが「あの親父のせいだ」と言い、パラガスが「私はブロリーに殺される」と言う。
つまりこの場面は、悟空の説得が失敗してブロリーがDVに走る場面である。
ではなぜフリーザがパラガスを殺してブロリー超サイヤ人になるかというと、「父殺し」には二種類あり、父親の価値を否定すると世界を変える人間になるが、父親と同じ価値で父親を殺した場合、それは父との同一化、それも強化された同一化となる。一番いい例が『東京喰種』の六月透である。映画はその流れをしっかり押さえている。

リブリアン、あ、言っちゃったwww。
でリブリアンを特徴づけるのは、その大カボチャパンツ(?)である。
『魔女宅』のキキのカボチャパンツでさえ見ていて恥ずかしかったのに、リブリアンの大カボチャパンツは、それがあまりにその肉体と一体化し過ぎていて、見る者に少しの恥ずかしさもいやらしさも感じさせない。っていうかカボチャパンツだとさえ気付かれていないwww。
というわけで今回、私のお気にの(?)リブリアンの記事。

第6宇宙のカリフラとケールが第11宇宙のプライドトルーパーズを場外にした後、第2宇宙のリブリアンが、

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と全員の注目を集める。
そしてペレスがウータラコータラいって、第2宇宙の連中がアータラコータラいって、リブリアン達3人の変身が始まる。
リブリアンは『プリキュア』のキュアハニーってキャラと同じ声優で、変身バンクも似てるらしい。へー。

ゴメン、見てて恥ずかしかったwww。
で変身してる最中に、

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マンガでもアニメでも、変身の途中で攻撃がまともに命中したのを始めて見たwww。
やったのは17号。「変身のプロセスにはそれぞれ意味があるの!」と猛抗議。悟空もリブリアンに味方して、「やれやれ」って感じで17号が引き下がる。

これで誰にも邪魔されずに、もう一度変身バンクを使って変身したリブリアンは巨大なハートを作り、ハートが爆発して怪しい匂いを放つと、戦士達がリブリアンに魅了される。しかし第7宇宙の戦士達は影響されない。
「なんだかんだで皆さんストイックですし」とウイスは言うがそうではない。クリリン同様、かわいいと思っていないだけである。
亀仙人も修行によりエロを克服したようだがそうではなく、エロを溜めて力に替えていた。色仕掛のキャウェイと戦った時にそれを明かし、怯えたキャウェイは、

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となって自ら場外へ。はい、この場面、ちょっとドキドキしましたwww。
まーとにかく、ピッコロ以外は程度の差はあれみんなエロである。だからこの構図は、リブリアンに魅了されているのが変なエロ、魅了されないのがまともなエロである。いや悟空はエロじゃないか?www。

そしてリブリアンとベジータが交戦、しかしリブリアンの「乙女の突進」を見たベジータが、

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おもいっきり嫌な顔をして回避www。
大笑いの場面だが、多少の意味はある。リブリアンの相手はベジータでは駄目なのだ。

この後17号とカクンサが交戦、17号はわざと隙を見せてバリアを張り、バリアにカクンサを張り付けさせてバリアを回転、吹っ飛ばして場外を狙うが、羽根のあるビカルがカクンサを場外から救う。
カクンサから一撃を食らって倒れる17号だが、「獣相手に島にいたあいつらを思いだし、つい気が弛んだ真面目にやるとするか」と、
まず飛べるビカルを場外にする。
リブリアンの一味を相手にするにはクールである必要があるが、気を抜いてはいけない。
そしてカクンサと戦う17号は、カクンサに撃った気弾を外す。しかしそれは囮で、気弾を撃った反動で17号は高く飛び、照明に飛び乗った。そして追って飛んできて身動きの取れないカクンサを「お前の戦い方、勉強になった」と、本気かどうかわからない一言でカクンサ一撃、場外へ。
「乙女の怒り~」とリブリアンの怒りが爆発寸前、現代では死語に成り果てた「乙女」を連発されて、視聴者のイラつきも爆発寸前www。

この後リブリアンと17号が戦うのかと思いきや、すぐには戦わない。一度17号とリブリアンが戦うが、決着は18号がつける。
リブリアンと18号の熱い戦いは、、その熱さとは逆に、18号は17号の分身で裏にクールさを秘めている。

第2宇宙と第11宇宙は合わせて13になり、関係があるという指摘がネットにあった。その通りである。
第2宇宙が美少女戦士、魔女っ子を揶揄したものなら、第11宇宙は戦隊ものを揶揄したものである。美少女戦士、魔女っ子にはまる者には「クールであれ」というのがメッセージなら、戦隊ものにはまる者は「女にやられる」がメッセージである。あ、もちろん子供はOKですよwww。

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