坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」

「水瓶座の女」の著者坂本晶が、書評をはじめ、書きたいことを書きたいように書いていきます。新ブログ「人の言うことを聞くべからず」+を開設しました。古代史、神話中心のブログです。

社会

年金を上げなければ高校無償化できない日本

来年、消費税率が10%に引き上げられるが、相変わらず年金への反映が無いままである。 小泉進次郎氏が高校無償化論を提示して以来、高校無償化論と年金問題は綱引き状態のようになっている。もっとも高校無償化論は、以前に比べて下火になった感はあるが。 …

(拡散希望)山形税務署は情報公開法第5条に違反した。

10月某日、山形税務署に行った。弁護士が無能すぐるww④ - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」で述べた2006年8月の税務署職員の回答についての情報公開請求をするためである。 最初に出てきた職員は、「2年前のことなんでもう記録も残っていないと思います…

偽装請負は日本型経営を殺戮装置に変えた

かつてリベラルを「パワハラ上司、ブラック企業にとどめをさせない程度のリベラル」だと私は言ったが、リベラルがパワハラ上司、ブラック企業にとどめをさせなかったのは、パワハラ上司が元来の「権威ある上司」であり、ブラック企業が元来の「日本型経営」…

過小評価

先日、諸橋哲郎弁護士の懲戒請求に対する、日弁連の議決書が届いた。 「本件異議の申出の理由は、要するに、前記認定と判断は誤りであり、同弁護士会の決定には不服であるというにある。 当部会が審査した結果、同議決書の認定と判断に誤りはなく、同弁護士…

共依存社会

私の母は、私がいじめやその他の社会的に理不尽な目にあっても、一度も私の味方になったことがなかった。必ず世間の味方をして、反抗すれば私は必ず悪者のように扱われていた。 それだけなら、私も親に反抗して、早い段階で自我を確率することができたかもし…

「スリーパーセル」発言批判者はなぜ「ヘイトスピーチに罰則を設けるべき」と言わないのか⁉️

今年の初めに、三浦瑠璃氏の「スリーパーセル」発言が物議を醸した。 lullymiura.hatenadiary.jp その時に一番話題になったのがこの記事。 www.yomu-kokkai.com この記事では、「スリーパーセル」の根拠を示せと言っているが、それは無理だろう。現状何の犯…

死刑制度は廃止すべし

フミコフミオ氏がキャバクラで麗しき令嬢だと思って指名したら朝青龍ドルジクリソツの女が出てきたという話は笑ってしまったが、朝青龍は今でも日本での人気が高く、度々朝青龍の話は出てくる。 しかし、朝青龍の人気は、朝青龍の復権につながるものではない…

汚職について思考停止する日本人

安倍首相は大阪の地震で対策をとらずに予算の審議に入ったことで批判を浴びたが、これには意味がある。 地震は大阪で起こり、大阪では秋に都構想の住民投票がある。 地震の際、松井知事、吉村市長が懸命に対応を行っており、その分維新の株が上がっている。 …

安倍政権は低所得者層の「復讐の代行者」

森友・加計問題で安倍政権の支持率は下落し続けたが、3~4月に支持率の下落は下げ止まり、現在、支持率は30~40%台で異様な安定をみせている。 これまで私は、安倍政権が選挙で負けるなどの予想をした時はことごとく外してきた。安倍政権は私を含めた人々…

セクハラ発言の内容を語らない者達

財務省の福田事務次官のセクハラ疑惑で、財務省が「被害者に名乗り出ろ」と述べた時、私は「これはあまり問題じゃないんじゃないか?」と思った。 その後に「被害者の個人情報の保護に最大限努力する」と言ったからである。しかし多くリベラルは、財務省に反…

憲法9条は犯罪と差別の根源

日本維新の会の政策には「法の支配」が述べられている。 日本維新の会 (2016-) - Wikipedia このようなことは、他のどの政党も言っていない。法の支配、あるいは法治主義は日本において既に前提となっているのだろう。 維新だけがこのように政策に盛り込んで…

「戦争と平和を考えるマンガ」

拡散希望をしなかったのにこんなことを言うのは気が引けるのだが、 弁護士が無能すぐるww④ - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」 にブクマのひとつもないのはおかしくないか? 原爆でない長崎を舞台に~西炯子『姉の結婚』 - 坂本晶の「人の言うことを聞く…

右翼はロリコン

リベラルにとって、ロリコンは根本的に個人の問題であり、他人に迷惑をかけない限り問題にならない。 保守にとっては違う。 もちろん現代では、保守が個人のロリコンを批判するのは許されない。しかしロリコン度は日本の成人男子の不健全性を示すバロメータ…

自主憲法の台頭に備えよ

山口紗世子弁護士の懲戒請求について、日弁連の綱紀審査委員会は私の請求を棄却する決定を下した。 「綱紀審査の結果、山形県弁護士会綱紀委員会及び日本弁護士連合会綱紀委員会第2部会の認定及び判断に誤りはなく…」 うん、つまり全く調べなかったのね!! …

リベラルの停滞と再生の話

最近、リベラルが停滞している。 はてなでリベラルな記事はほとんどない。 たまにリベラルな記事があったかと思って見れば、それはどちらかといえば保守系の記事である。 最近パワハラについての記事があったが、それはパワハラ上司、またはブラック企業が無…

占いを信じない日本人と『スパークル』

エマニュエル・トッドの『問題は英国ではない、EUなのだ』で、ヨーロッパでは宗教心が失われたと述べている。 それが単に人が教会に行かないということなのか、神を信じていないということなのかが今一わからないが、興味深い話ではあった。 最初のキリスト…

従軍慰安婦問題での右翼の本音は「無謬性の追求」

従軍慰安婦問題は、多くの議論がなされたが、日本のコンセンサスを作るという点では不毛な議論だった。 右派の議論に納得できる点は多々あった。 「戦後の価値観で判断するべきではない」という意見はその通りだし、「日韓基本条約で補償は決まったのだから…

今回の衆院選についての一週遅れの議論

今年の半ば頃に、橋下徹氏が教育の無償化には憲法25条の改正が必要だと述べた。 小泉進次郎氏との議論の中で出たことで、教育無償化論を言い出したのは小泉氏が最初かと思われる。 なぜ25条の改正が必要なのかについて、橋下氏は明確に論証しなかったようで…

日本の右翼を牛耳る外国人勢

最近のツイッターのハイライトでしばしば人気ツイートになるのが石平、いやツイッター名義の石平太郎氏、ケント・ギルバート氏などの外国人勢である。 内容は多くが韓国、中国批判、沖縄米軍基地移転批判、共謀罪法案賛成、など、右翼そのものの言動である。…

流行

コアラ、ラッコ、エリマキトカゲ、その他いくつもの、私の覚えていないほどの流行が私の子供の頃にあった。 大人も子供も、常にこの話題で持ちきりだった。 それは一種の強迫観念で、時に苦痛なものだった。 私にとって苦痛だったのは『ガンダム』の流行だっ…

「正論が通る時代」と共謀罪法案

トピック「共謀罪」について 桝添前都知事が辞任した時、「もう都民税払いたくないですよ」と答える人がいた。 冗談じゃねえ、お前らちゃんと都民税払えよ、と私は思っていた。 桝添氏は問題であっても辞任させるほどではないと私は思っていた。 桝添氏のよ…

見えない世相③~日本人は父親を尊敬していない

見えない世相②~ネガティブな誠実さ - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」 で、「一生ひとつの会社で働きたい」が半年の間に60%から30%に下がっていることについて、これは若者の、ひいては日本の職業観形成の失敗である。 就職直後に「一生ひとつの会…

超個人主義者達はなぜ生まれたのか

sakamotoakirax.hatenablog.com の続き。 90年代の超個人主義者は時代を騒がせたが、その後話題になったことがない。 むしろ話題になったのは、父親を尊敬する子供達の方である。 香山リカが『ぷちナショナリズム症候群』を出版したのは2002年である。『ぷち…

殺人事件の傾向が変化している

9月から、毎日数回殺人事件をネットで調べていた。 私はいずれ、日本の犯罪発生率が挙がると思っている。それで毎日検索していたのだが、殺人事件がしょっちゅう起こってはいても、殺人事件が増えているという印象までは持たなかった。殺人件数までは調べて…

90年代の超個人主義者達

「なぜ人を殺してはいけないのか」と大江健三郎に質問し、「その質問自体が間違っている」と回答される。 コンビニの入口付近の縁石に座り込み、事あるごとに既成の概念に対立した世代、つまり90年代の超個人主義者と呼ぶべき者達。私は彼らと学生時代に出会…

ヒューマニズムと社会性

最近思っていて、書きたいと思いながらどう書けばいいかわからなかったことを書こうと思うきっかけになったのは、この記事である。 blog.kuroihikari.net この記事はきっかけであり、本筋についてどうこういうつもりはない。ただ気になったのがこの一文であ…

見えない世相②~ネガティブな誠実さ

見えない世相①~核を攻めない人々 - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」以来、1年2ヶ月ぶりのシリーズ再開である。 このシリーズが長期に止まったのは別件により書く余裕がなかったからだが、あまりに長く期間が空いたため、今回はあまり詳細に分析せず…

見えない世相①~核を攻めない人々

今年の世相が見えない。 今年に入ってから、ずっとそう思っていた。 まだ三月であり、今年が始まったばかりなのにそんなことを思うのは、去年の世相の印象が強すぎたからだろう。 2014年がネット右翼の年だったと私が言っても、異論を唱える人はいないと思う…